私も不完全でございます
お世話になります。家族療法カウンセラーの マツシマです。
私は今、アチコチで、親育についてご説明をする機会が多々あります。
親育、というと 子育てのお話し興味あります、親の再教育いいですね、私もちゃんとした親になりたいです、など いろんなリアクションをいただくのですが
どうも親育という響きから、「ちゃんとした親になるための学習」というイメージがあるようです。
残念ながら親育では、ちゃんとした親は、めざしておりません。
そもそも、ちゃんとした親の定義が、私は、わかりません。
怒らない親? 子供の気持ちを大切にできる親? 太陽のような母? 誰とでも仲良くできる親?
私は、完全な親はいない、と思っています。 もしかしたら、親とは、人とは、一生、不完全なものかもしれません。
親育のめざすことは、怒らない親、穏やかな親、優しい親になることが目的ではありません。
親育がめざすことは、自分のやっている行動や言動に「気づくことができる親」です。
自分のしていることに気づかず、自分のネガティブな言動に対し 「当然のことをしただけ」「私は良いことをしている」と、正当化したり 「私がすべて悪い」「私さえガマンすれば」と、自己犠牲的に防衛をしたり 自分の依存性に気づかず、自分の行動をコントロールできないことは 人生にいきづらさを感じさせ、人間関係、家族関係を行き詰らせる要因にもなります。
あなたは、自分のことを、どれだけ知っていますか。 現在親育では、学習過程Ⅰ期「自己理解」のカリキュラムです。
親になるチカラ、は、気づくチカラ。 まずは「私って何者?」から、気づいてみませんか。
親育 まつしま
★第2回 親育 アート&おはなし会★
テーマ「 家族の共依存ルール 」 「共依存」とは、相手のために自分を見失ってしまう人間関係です。 日本では、文化全体が共依存を美徳とするような社会。 「誰かのために生きるのはよいことだ」 「誰かのために自分はガマンしなさい」 私たちは自分を大切にすると、「自分勝手」「わがまま」と言われ 自分を犠牲にしても他者を優先するような教育を受けています。 そんな家庭および学校教育を受けて育った人は、 「共依存」による生きづらさを感じているかもしれません。
●11/19(水)・11/22(土) ●駿河区南部体育館会議室 10:00~11:30 ●会費 1000円 ●講師 松島ちほ 家族療法カウンセラー/絵画心理カウンセラー テーマ「 家族の共依存ルール 」 ★アートワーク「 家族のつながり 」 ★家族の暗黙のルール ★依存症と共依存 ★あなたは共依存だろうか